葬儀委員長の弔辞


葬儀委員長の弔辞例(親会社社長)
   弔辞
 本日ここに○○株式会社代表取締役社長○○○○様の葬儀に際し、謹んで
哀悼の意を表し、ご霊前に弔辞を捧げます。
 故○○○○様は、本年○月に突然病に伏せられ、あんなにお元気に職務に
専念されておられたのに信じられぬ思いでおりました。
 病院にお見舞いにまいりましても、仕事の事を心配なされ、1日も早く会社に
出て行きたいと何度も何度もおっしゃっておられましたね。
私も彼の頑張りと、医師諸先生方のご努力をもってすれば、必ずやまたいつもの
お元気なお声で、お好きだった山登りのお話を聞かせて頂けるものと信じておりまし
たのに・・・
 去る○月○日○時○分あんなに愛されておられた奥様やお子様方に見守られ
静かにその御生涯を閉じられました。
突然のご逝去に愕然とし、ただただ哀悼悲嘆の思いでいっぱいです。
 ○○様は、昭和○○年○○会社を興し、もって生まれた頑張りで寝食を忘れる
程働かれ、一代で○○株式会社へと育て上げられました。
そのご功績は皆様もご承知と存じ上げます。また、その頑張りは趣味の山登りや
野球におきましても見事に発揮されておられ、私もよく野球でご一緒したの
ですが、真剣なプレーに一度も勝つ事が出来ませんでした。
「勝つまでは死ぬに死ねない」と申しておりましたのに、もう叶わぬ事となりました。
誠に残念です。
その他、ゴルフやジョギング等スポーツ好きな方で、健康にいつも関心され、
お体もご自愛されておられたのに、人生とは無常なものです。
 会社の方は、ご子息である○○様が専務取締役として支えておられ、きっと
ご遺志を継いで立派に成長されて行かれるでしょうから、どうぞご安心下さい。
 私も微力ながら応援を惜しまず、時にはあなたに成り代わってご相談にお答え
できればと思っております。
 どうか今おられる安らかなる地で、ゆっくりとお休み下さい。
そして社の発展をその笑顔で見守ってあげてください。
 ○○様のご冥福をお祈りし、謹んでお別れを申し上げます。
    さようなら
                                平成○○年○月○日

葬儀委員長 ○○○○

前の頁に戻ります    インデックスに戻ります